「転職エージェントは果たして必要なのか」と思うひともいるかもしれません。
転職エージェントは必要なときもある
ただ、
と思います。この記事を書いている私自身も、頻繁に転職エージェントに相談していました。
なぜ、転職エージェントが必要なのか、私自身の体験も踏まえながら話していきます。
転職エージェントがしっかりフォローしてくれる
まず、転職エージェントを利用すれば、転職活動が成功するようにしっかりフォローしてくれます。
転職経験があまりないひとだと、履歴書や職務経歴書の書き方が、あまりわからないひともいるでしょう。
そういう必要書類の添削やアドバイスをもらうこともできます。
志望動機や職務経歴はどういう感じで書いたら良いのか、わからないこともあるので、アドバイスがもらえると結構助かります。
面接対策をしてくれる
また、必要書類だけではなく、模擬面接を行い面接対策もしてくれます。
ひとによっては、面接であがってしまうひともいるでしょう。
緊張しすぎて、言いたいことがうまく言えないこともあります。
模擬面接で事前にチェックしてもらうことで、どういうことを言うべきか、詳しくアドバイスを受けることができます。
何も準備や対策をしていないと、面接で落とされることが多いです。
採用されるためにも、事前に客観的に自分の面接態度を見てもらい、アドバイスを受けることも大事です。
転職エージェントは不採用になりやすいパターンを知っている
また、転職エージェントは人材紹介のプロであり、幾度となく応募者の採用結果を見ているので、不採用になりやすいパターンを知っているはずです。
なので、転職エージェントから、どういうアプローチで行けば採用になりやすいのか、アドバイスをもらうことができるでしょう。
転職活動で成功したいならば、プロの目線でのノウハウやテクニックを聞くことは、とても大事なことです。
非公開求人を紹介してくれる
転職エージェントには、一般の転職サイトにはないような非公開求人があり、転職エージェントを利用することで、そのような非公開求人を紹介してくれることがあります。
仕事内容や職場の雰囲気など詳しく知れる
転職エージェントは、採用企業とも細かくやり取りしているので、求人案内だけではわからないような詳しい仕事内容や職場の雰囲気などを転職エージェントから知れることがあります。
転職エージェントが後押ししてくれる
また、転職エージェントは直接採用企業ともやりとりをしているので、
です。必ずしもコネ入社というわけではありませんが、後押ししてくれるので、採用される可能性もあり心強いと思います。
不採用の理由を知れることもある
それだけではなく、不採用になった場合も、「なぜ不採用になったのか」転職エージェントから聞けることもあります。
不採用理由がわかれば、フィードバックができ、次の採用面接にもいかすことができます。
これが一人で転職活動していると、ただ「ご縁がなかった」だけの不採用通知で終わり、なぜ採用されなかったのか理由がわからないので、 のです。
不採用理由が聞けるのは、転職活動において大いに使えることなのです。
給与面や入社時期など交渉してくれる
また、入社時期や言い難い給与面の交渉なども、転職エージェントが代わりに担当してくれることがあります。
待遇面については、なかなか求職者からは言いづらいと思うので、転職エージェントが代わりに伝えてくれるのは助かるはずです。
方向性が漠然としているひとにこそ、転職エージェントはおすすめ!
私自身もそうだったのですが、いざ転職したくても、「今後どういう方向に進みたいのか」全く見えていないときもあるでしょう。
自分がどういう道に進みたいのか、どういう仕事が合っているのか、わからないひとも少なくありません。
そういうときこそ、転職エージェントに相談してみると良いと思います。
自分のやりたかったことが見えてくる
転職エージェントに相談してみることで、本当に自分がやりたいこと、興味あることが見えてくることがあるのです。
自分では、自分自身のことをなんとなくわかっているつもりでも、本当に何をしたいのか、わかっていないことも多いです。
そういうときは、第三者(転職エージェント)に相談してみることで、
のです。自分の強みや弱みを見つけられる
それだけではなく、転職エージェントのプロの目線から、あなたの強みや弱みを客観的に教えてくれるはずです。
結構、「自分の強みや弱みがなんなのか」わからないひとも多いでしょう。
自分のやりたいことだけではなく、次の方向性に向けた自分の強みや弱みを客観的に確認することができます。
こういうことが見えることで、希望する仕事に進めそうなのか、今何をしなければいけないのかも、見えてくるのです。
ざっくばらんに相談してみることが大事
なので、自分の方向性をつかむためにも、まずは
と良いでしょう。何に興味があるのか、趣味の話をしても良いでしょう。
また、自分のスキルや経験を洗い出すために、これまでの職務経験を細かく転職エージェントに伝えることです。
思っていることや経験してきたことを全て伝えることで、本当にやりたいこと、今できることが見えてきます。
ある程度の業界ニーズを聞ける
また、たとえ転職エージェントに相談して、やりたい仕事が見つかったとしても、その仕事に就けるかはわかりません。
なぜならば、希望する仕事に就くためには、スキルや経験が必要なこともあるからです。
そういう業界のニーズも、転職エージェントから詳しく聞くことができるでしょう。
だからこそ、転職エージェントといろいろ話してみることが大事なのです。
何を準備したら良いか見えてくる
また、方向性や何が足りないか見えてきたら、今どういう準備をすれば良いのかも見えてくるはずです。
そういうことがわかれば、あとは努力して準備をすれば良いだけです。
一人だけで転職活動をしていると、こういう方向性や何を準備したら良いのかさえも、全くわからないことがあるのです。
だからこそ、転職エージェントに相談する意味はあります。
転職における不安を和らぐことができる
やはり、誰かに相談できると、
です。なので、漠然とした不安や悩みを抱えているひとほど、転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
きっと様々なアドバイスが聞けるはずです。
必ずしも転職エージェントの言うことが全てではない
ただ、ここで注意したいのは、
です。転職エージェントは、プロの目線でいろいろなアドバイスをくれます。
しかし、それらが全て正しいというわけではありません。
例えば、私は印刷営業をしていたのですが、転職エージェントに相談した最初のころは、「他業界への転職は難しい」と転職エージェントから言われました。
最初はその言葉を鵜呑みにしていたのですが、ただどうしても他業界への興味があったため、その転職エージェントの言うことは聞かずに、他の転職サイトから自分で応募していました。
そうしたら、実際に他業界から採用されたのです。
なので、転職エージェントに「難しい」と言われても、本当に希望する道ならば簡単に諦めないことです。
転職エージェントは応募者のことばかりを考えているわけではない
そもそも転職エージェントは、私たち応募者のことばかりを考えているわけではありません。
転職エージェントにお金を払っているスポンサーは、むしろ採用企業側なので、企業の意向をくむように転職エージェントも動いています。
採用企業側が欲しがる人材を、転職エージェントも紹介しようとします。
逆に言えば、もし全く企業側のニーズにそぐわない人材を紹介すると、転職エージェントの信頼問題にもつながってしまうのです。
なので、いくら企業に応募したくても、企業側のニーズ外であれば、転職エージェントによって応募を断られてしまうのです。
そういう流れなので、転職エージェントにお金を払っている企業の意向次第で、
のです。しかし、世の中を見れば企業は無数にあり、ある企業は応募できなくとも、同業界の他の企業には応募でき採用されることも十分にありえます。
なので、転職エージェントに「その業界への転職は難しい」と言われても、それはスポンサー企業の意向を踏まえての助言かもしれないので、他の企業を探せば採用される可能性もありえるので、諦めないことです。
転職エージェントを利用する際は、「我々応募者のことだけを考えているわけではない」ということを覚えておくと良いでしょう。
転職エージェントが対応できないこともある
例えば、地方の求人は転職エージェントが対応していないことがあります。
転職エージェントは、すべての業種や職種の求人を抱えているわけではないので、相談しても対応できないこともあります。
希望しても紹介してもらえないことがある
また、転職エージェントでは、担当のキャリアカウンセラーから許可が下りないと、いくら希望する求人があっても、応募できないことがあります。
転職エージェントに相談したからといって、誰でも好きな求人に応募できるわけではありません。
もし、自由に応募したいならば、転職サイトを利用するのがおすすめです。
転職サイトならば、自由に直接企業に応募できます。
良いことばかり言われるわけではない
転職エージェントに相談しても、必ずしも肯定的なことばかり言われるわけではありません。
時には、こちらがいくら希望する仕事を伝えても、否定的なことを言われることもあります。
転職エージェントに相談したからいって、あなたの望みを全て叶えてくれるわけではありません。
他人の考えを必要しないならば、転職エージェントを利用しなくても良い
もし、全く他人の考えを必要とせず、どんどん自分で転職活動をしていきたいひとは、転職エージェントを利用しなくても良いでしょう。
そういうひとは、自分で考えて自ら行動することができます。
既に方向性が決まっているならば、わざわざ転職エージェントに相談する必要はないでしょう。
ただ、転職エージェントは有益な求人情報を持っている可能性もあるので、気になるならば一度相談してみるのもありです。
転職エージェントは参考になる部分も多い
転職エージェントを利用すると、必要書類や面接対策の添削を行え、また自分自身を見つめ直すきっかけにもなるので、参考になる部分も多いと思います。
必ずしも転職エージェントの言うことだけを聞く必要はありませんが、「自分が客観的にどう見られているか」ある程度わかるので、ひとつの参考にはなると思います。
特に、これから何をしていけば良いか迷っているひとは、必ずしも良いことばかり言われないかもしれませんが、参考程度に転職エージェントを利用してみるのも良いかもしれません。
自分の市場価値がある程度わかる
また、自分の市場価値を客観的に教えてくれるので、今後の転職活動においても生かすことができます。
今の自分に何が足りないのか、どういう人材に見られているのか、知る意味でも転職エージェントは有効です。
気軽な気持ちで相談しても良い
最初から絶対的な信頼を寄せるのではなく、まずは興味本位に相談してみるのも良いと思います。
転職エージェントが合わないと思ったら、いつでも辞めていいわけです。
利用するのもお金がかからないので、何か情報を得たいならば、まずは転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。
転職エージェントの掛け持ちもあり
あとは、転職エージェントの担当者との相性もあるので、転職エージェントを複数掛け持ちするのも良いです。
転職エージェントを掛け持ちすれば、それだけ多くの求人情報に触れることもでき、比較検討することもできます。
複数の転職エージェントから、いろいろなアドバイスを受けるのも良いでしょう。
おすすめの転職エージェント
以上のように、必ずしも転職エージェントの言うことを全て聞く必要はありませんが、転職活動をする上でうまく利用していくと良いと思います。
ちなみに、転職エージェントに相談するならば、上記のサイトがおすすめです。
私自身も全て利用しており、転職エージェントによって相談の雰囲気や扱っている求人案件も違うので、ぜひひとつだけではなく複数利用してみると良いでしょう。
それぞれに良さや特徴があります。
転職エージェントは、貴重なノウハウも聞けたり参考になることも多いです。
特に一人で転職活動を行うのが不安な方は、一度転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
方向性を決めるのは自分
そして、転職エージェントに相談しても、最後に方向性を決めるのはあなた自信です。
転職エージェントに相談して有益な情報を得るのは良いことですが、あとで後悔しないためにも、最終的には自分で納得できる選択をすると良いでしょう。