営業職を経験したことがある方なら、わかるかもしれませんが、営業職には飲み会という名の「パワハラ飲みニケーション」が存在します。
決して部下は断れない、パワハラ飲みケーション
パワハラ飲みニケーションとは、部下が断れないような飲み会を上司が開催し、飲みの席でも部下を責める行為を言います。
同僚の誘いならまだしも、直属の上司や部長の誘いとなると、行きたくなくても断ることができません。
もし、上司の飲み会に断ってしまうと、今後の社内での自分の評価にも大きく影響する可能性があるからです。
なので、本当は飲み会にあまり参加したくなくても、なかなか断ることができないのです。
飲みの席でもひたすら責められるだけ
しかも、上司との飲み会は、楽しく呑めれば良いのですが、
励まされるならまだしも、「お前のここが悪い」「だからダメなんだ」と、お酒の席でも否定されることがあります。
そんな飲み会に参加したいひとは、相当な変わりものか、ドM気質なひとだけでしょう。
普通のひとは、たいてい参加したくない飲み会だと思います。
しかし、上司の誘いである以上、「なかなか断れない」ということもあるのです。
夜遅くまで働いたときに限って誘われる
しかも面倒なことに、上司の飲み会は夜遅くまで働いたときに限って誘われることがあるのです。
22時過ぎまで働き、帰ろうとしたにも関わらず、急に上司から飲み会に誘われることもあります。
当然断れないので、飲み会に参加することになり、営業成績について詰められ、終電間際まで付き合わされることがあります。
しかも、こちらは終電で帰る一方で、高給取りの上司は悠然と深夜タクシーで帰宅していきます。
ストレスと気疲れで終電車に揺られながら、日付が変わってから帰宅することになり、そして次の日も早朝から出勤しなければならないのです。
ちなみに、夜遅くまで付き合わせた上司は、次の日は普通に午後出社してくることもあります。
ひどい時は割り勘させられる
さらにひどいときは、上司が飲み会に参加を強制しときながら、割り勘で飲み会のお金を払わされることがあります。
こちらのプライベートな時間を削り、夜遅くまで付き合わされて、さらに割り勘となると、もう絶望でしかありません。
せめて、部下の飲み代を支払ってくれるならまだしも、散々言われて、割り勘となるとさらに疲れます。
まるで、
です。上司は、気持ち良くなっているだけかもしれない
そもそも上司は、部下のためではなく、自分が気持ち良くなるだけのために、飲み会に誘っている可能性もあります。
それほど部下のことを考えて行動できる上司は多くないので、自分の憂さ晴らしのために、部下を利用していることもあります。
行きたくない飲み会は、なるべく避ける
行きたくない飲み会に参加してもつまらず、ストレスを抱えてしまうだけです。
なので、上司と飲み会に行きたくないときは、仕事など何か理由をつけて、できるだけ回避することです。
満足に美味しいお酒も飲めず、ただ怒られ、しかも飲み代を支払わされるのは、楽しくないと思います。
直接断ると、後で目をつけられる可能性もあるので、仕事が終わらないなど理由をつけて断るのも、ひとつの方法です。