今後、印刷物(紙媒体)は消滅してしまうのか、絶滅してしまうのか。
個人的な意見としては、紙媒体は少なくなることはあっても、消滅はしないと思います。
ペーパーレス化は進んでいる
ただ、ペーパーレス化は今後も進んで行くでしょう。
電子書籍も増え、誰もがスマホを持てるようになった時代、データでのやり取りが多くなることは、今後も間違いないでしょう。
紙を求める気持ちも根強い
ただし、そうは言っても、
です。紙に対するこだわり、上質感や高級感は、データだけではなかなか表すことはできません。
紙の感触や匂いを求めるひとも少なからずいます。
なので、紙媒体が完全になくなることはないでしょう。
他社との違いが必要になる
ただし、紙媒体自体は確かに減ってはいるので、他社と同じようなことをしても、生き残るのは難しいと思います。
そもそも、競合他社と奪い合うほどのパイがなくなってくるからです。
印刷業界で生き残るためには、
新たに仕事を創り出す
一つの考えとしては、今まで印刷物が発生しなかったところで、新たな印刷物の仕事を創り出すことです。
お客さんも気づいていなかったけれども、実は印刷物が必要な分野があるかもしれません。
そういう他ではないところで勝負していくのが、これから印刷業界で生き残りをかけていくためにも、大切なことです。
既に競合がひしめく分野で勝負をしても、パイ自体が減ってきているので、生き残りをかけるのも難しくなっています。
ならば、まだ誰も見ていない分野で勝負した方が、大きく稼げる可能性は十分にあるでしょう。
変化のない印刷会社は潰れる可能性が高い
今は、印刷だけの受注発注ならば、大手でかなり安く請け負うことができてしまいます。
印刷だけで勝負をしても、もはや無理があるかもしれません。
単に印刷物を取ってくるのではなく、新たに印刷物の仕事を生み出すことが、今後印刷会社として生き残りをかけていく上でも、重要となるでしょう。