「AIで営業の仕事がなくなる」と思うひともいるかもしれませんが、実際はたとえAI化が進んでも、営業の仕事はなくならないと思います。
AIではカバーしきれない営業の世界
なぜならば、いくらAIが進んでも、カバーしきれない部分があるからです。
そして、そのAIではカバーしきれない部分こそが、実はとても必要な部分であったりもします。
人間は人間と触れ合いたい
いくらインターネットで便利になったとしても、人間は人間と触れ合いたいものです。
「全くひとと関わらなくてもいい」と思うひともいるかもしれませんが、いくらネットで生活が解決しようとも、人間と触れ合いたいひともいます。
画面越しと、対面は全く違う
やはり、画面越しでやりとりするのと、実際に会って対面でやりとりするのでは、全然違います。
相手の空気感を感じたい
まず、実際に誰かと会うと、そのひとの空気感を感じることができます。
これはなかなか画面越しでは得られないことであり、実際に会って話すがゆえに、様々な情報を得ることができるのです。
関係性や安心感が欲しい
また、一人でいるのが寂しいひとは、誰かと関係を築きたいものです。
そして、人間関係を築き、安心感も欲しいのです。
ネットで探せば、いくらでも情報は得られますが、必ずしもすべての情報が正しいわけではありません。
もちろん、実際に会って話すからといって、得られる情報が正しいとは限りませんが、ネットからの厖大な情報を目の前にすると、どの情報を選べばいいかわからなくなってしまうことがあります。
誰かと会って話すからこそ、そのひとの雰囲気を感じ取り、的確なアドバイスがもらえることもあるのです。
人々は利便性だけを求めているのではない
我々は、利便性だけを求めて、生きているわけではありません。
利便性や合理化だけでは計れないところに、人間らしさや生きがいを感じることもあります。
いくらAI化が進み、便利になったとしても、人間と人間の触れ合いを求めるひとは、きっと少なくないはずです。
ひとりでは生きられないからこそ、営業は必要とされる
人間は、ひとりでは生きられないからこそ、誰かとの触れ合いを求め、また営業も必要とされるはずです。
営業は、ただ商品を売るのではなく、顧客と関係を築くことも大切です。
そして、そういう関係構築を顧客も求めています。
誰かと触れ合いたいということは、そういう出会いや関係性が築ける営業も、誰かに求められているということです。
違う言い方をすると、AIでもできるような営業は衰退するかもしれませんが、本当に良い関係が築ける営業は、これからも求められていくでしょう。